ヤンマーの株価!上場の可能性や上場しない理由まとめ!

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この記事では、

ヤンマーの株価!上場の可能性や上場しない理由まとめ!

について書いています。

正式名称は、ヤンマーホールディングス株式会社です。

発動機や農機具、建設機械、小型船舶の製造販売を行う企業として有名ですね。

かなり大きな企業なので、株価などが気になりまとめました。

目次

ヤンマーの株価

ヤンマーの株価は、設定がありません。

というのも、ヤンマーは上場していないからです。

上場企業に割り当てられる証券コードの設定もありません。

「ヤンマー 株価」と検索すると、ヤーマン(YA-MAN)の株価が表示されます。

ヤーマンは1978年設立で、主に美容器具などを製造販売する会社です。

ヤンマーとは全く別の会社です。

ヤンマーの企業情報

ヤンマーの企業情報は以下になります。

  • 1912年:山岡発動機工作所として創業
  • 1921年:ヤンマーの商標が誕生
  • 2013年:ヤンマーホールディングス株式会社を中心とした、持ち株会社制に移行
  • 本社所在地:大阪市北区茶屋町一番32号
  • 資本金:9000万円(ホールディングス本体)/63億円(ヤンマー)
  • 代表取締役社長兼CEO:山岡健人

ヤンマーの上場の可能性

ヤンマーが上場する可能性は、今後はあるのでしょうか?

基本的には、ヤンマーが今後上場する可能性は低いと考えています。

理由は以下です。

資金調達できている

ヤンマーは、上場しなくても、すでに資金調達ができています。

最近では、2022年2月18日に、総額54億円の債権を上場申請し、承認されました。

このように、株式の上場ではなく債券の上場でも必要な資金を調達しています。

情報元:https://www.jpx.co.jp/news/1070/20220218-51.html

知名度がある

「ヤンマー」といえば、誰もが知っている大企業です。

一般の方には、農機具や建設機械はそれほどなじみはありません。

ただ、ヤンマーが何かの機械を作って販売しているということは、多くの方が知ってるでしょう。

また特に東京のキー局ではなく、地方局を普段から見ている方にとっては、ヤンマーの知名度は高いです。

というのも、長年「ヤン坊マー坊天気予報」が放送されてきたからです。

放送期間は1959年6月1日~2014年3月31日なので、かなり幅広い年代が知っているのではないでしょうか。

上場する企業は、自社の知名度を上げる効果が期待できます。

ヤンマーの場合は、知名度を上げる目的では上場する理由がないからです。

創業者が利益を確定する必要がない

ヤンマーが今後も上場しない理由として、すでに4代目が社長になっていることもあげられます。

新規上場した場合、創業者が株を売却して利益を確定できます。

創業者が会社にお金を貸し付けている場合も、ここで利益を確定できますね。

しかしヤンマーはすでに4代目なので、社長が個人的に会社にお金を貸し付けるようなことはしていないでしょう。

なので、利益を確定する必要もないと思われます。

ヤンマーが上場しない理由

ヤンマーが上場しない理由をまとめました。

長期的にビジネスを考えられるから

ヤンマーが上場しない一番大きな理由は、長期的にビジネスを考えたいからです。

上場していると、決算を発表して、どのように経営していくかをまとめなければいけません。

株主が、株をいつまでも持ってるとは限りません。

株を保有している間は、毎年きちんと利益を得たいと考えます。

なので、どうしても株主が企業に求めるスタンスは短期的になりがちです。

その点、株主のことを頭に入れず長期的にビジネス出来るのはいいなと思いました。

長期的に考えると、どんなメリットがあるのかというと、10年後、20年後の青写真を描いて、設備投資や研究開発投資を行えます。

情報元:https://at-jinji.jp/blog/27362/

金融機関から信用されている

ヤンマーは上場しなくても、金融機関から低利で必要な資金を調達出来ています。

株式を買収されるリスクが低い

ヤンマーが上場しない理由として、公式で話したものではありませんが、一般的に株式を買収されるリスクが低いのもメリットとして挙げられます。

よく映画やドラマなどで、経営陣が知らない間に株を大量に購入されて乗っ取られるシーンなどがありますよね。

このような心配がありません。

ヤンマーは同族企業なので、できればこのようなリスクは回避したいでしょう。

経営の責任が必要以上に大きくならない

ヤンマーが上場しない理由として、公に言われたものではなく、あくまでも一般論ですが、経営の責任が大きくなったり、自由度が制限される心配がないことも挙げられます。

上場企業は、開示しないといけない情報が多くなります。

また、コーポレートガバナンスといって、企業の経営において公正な判断や運命がされているか、監視統制する仕組みも強化しないといけません。

ヤンマーの自己資本比率

参考に、ヤンマーの自己資本比率を計算してみました。

2023年3月31日の決算を見てみましょう。

自己資本比率=自己資本÷総資本 で計算します。

ヤンマーの自己資本比率(単位100万円)

35064÷282289×100=12.42%

情報元:chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.yanmar.com/media/news/2023/06/20082048/yhd_balance_sheet_non-consolidated_10.pdf

自己資本比率は、低すぎても高すぎても良くないとされていますが、20%を下回ると自己資本が乏しい状態といえます。

仮にヤンマーが上場しているとしたら、もう少し高めの自己資本比率を求められるかもしれません。

自由な経営が制限される可能性がありますね。

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まとめ

ヤンマーの株価!上場の可能性や上場しない理由まとめ!について書きました。

  • ヤンマーの株価は、そもそも上場していないので設定がない
  • ヤンマーが上場する可能性は、かなり低いと考えられる
  • 理由は、100年以上続く老舗企業で、知名度も十分にあり、資金調達も金融機関からできているから
  • 上場しない理由としては、長期的な視点で経営できる、買収されるリスクが低くなるなど

ヤンマーの2023年3月の決算では、売上高が創業以来初めて1兆円を超えました。

順調に成果を出してますね。

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