日本無線が上場廃止の理由!やばいと思われるワケを調査!

この記事では

日本無線が上場廃止の理由!やばいと思われるワケを調査!

について書きました。

日本無線は、もともと2010年に日清紡の連結子会社となっていました。

なぜ上場廃止したのか、また、やばいと検索する方が多いので、その理由をまとめました。

目次

日本無線が上場廃止の理由

日本無線が上場廃止になった理由は、簡単に言うと、業績悪化や業界自体の低迷などから立て直しを図るためでした。

もともと、日清紡ホールディングスと日本無線は、戦後の混乱期から関係を持っていました。

日本無線が、経営の立て直しを図ろうとしていたところに、日清紡ホールディングスが支援をしました。

2010年12月、日清紡ホールディングスが日本無線を連結子会社化しました。

2017年5月15日、親会社の日清紡ホールディングスが、日本無線を株式交換で完全子会社化することを発表しました。

2017年9月27日に、日本無線は上場廃止しています。

これにより、日清紡ホールディングスの日本無線の株式保有割合は、61.81%から100%になりました。

情報元:https://venturetimes.jp/ma-business-partnership/21593.html

日清紡ホールディングスの株式と日本無線の株式の交換比率

日本無線 1株:日清紡ホールディングス 1.28株

日清紡ホールディングスは、事業の柱を3つ持っています。

  • モビリティ
  • インフラストラクチャ&セーフティー
  • ライフアンドヘルスケア

無線通信事業において、日本無線が重要な役割を果たしています。

情報元:https://limo.media/articles/-/3272

日本無線の業績悪化の理由

ここでは、日本無線の業績悪化の理由についてまとめています。

ただ、断っておきますがこれは上場廃止前の話で、2023年現在の話ではありません。

成長戦略の遅れ

日本無線は、高い技術を持っていますが、国内の官公需に依存していました。

そこから脱却して、民間での競争力をあげようとしていましたが、なかなかうまくいってませんでした。

談合

日本無線は、消防救急デジタル無線の納品を多く行ってました。

しかし入札で談合を繰り返したとして、公正取引委員会による課徴金納付を命じられました。

このとき、独占禁止法に違反していると言われたのは、日本無線以外に富士通ゼネラル、NEC、OKI、日立国際電気でした。

談合は、2009年12月から2014年4月ごろまで行われていました。

日本無線は、1億4192万円の課徴金納付を命じられています。

しかし実際には、この談合疑惑対応として16億円の引当金を計上しました。

情報元:https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG02H76_S7A200C1CR8000/

コスト構造の未改革

日本無線は、コスト構造改革がうまくいっていないことも指摘されてきました。

その対策として事務所を移転集約したり、インドネシアに東南アジアの基盤作りのために現地法人を設立しました。

これらをスムーズに行うためもあり、日清紡ホールディングスは日本無線を100%子会社化しました。

海運造船市況の悪化

日本無線は、防災行政無線機や船舶用無線機を主力事業としています。

しかし世界的に海運造船市況の悪化が続いていて、そのあおりを受けていました。

日本無線がやばいと思われるワケ

日本無線がやばいと検索する方が多いです。

その理由としては大きく2つあります。

1つめは、日本無線が企業としてやばい、つまり業績が悪いのかを調べるためです。

もう1つは、新卒や転職で入社しようとする方が、日本無線で働くときついのかどうか調べるためです。

日本無線の業績はやばい?

日本無線の業績はやばい、悪いのでしょうか?

親会社の日清紡ホールディングスは、2017年から4つの分野に力を入れていくとしていますが、その中の一つが無線エレクトロニクス分野です。

無線エレクトロニクス分野の中核を担うのが日本無線です。

親会社の日清紡ホールディングスの、2022年12月期の決算を確認してみました。

無線・通信分野では減収減益としています。

飛行場の完成シミュレータや無線電話所持等の航空気象システムは、売上が増加しました。

しかし、道路情報システムや水・河川情報システムの大型案件は、売上が減少したからです。

ただこの売り上げ減少の理由は、電子部品需給ひっ迫の影響を受けたものです。

ということは、部品さえちゃんと供給されていれば、売上はもっと上がったはずです。

ということで、日本無線の業績は、全然やばくありませんでした。

来期の見通しも良いです。

情報元:chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.nisshinbo.co.jp/nish/ir/library/pdf/presentation/2022_0210_full.pdf

日本無線で就職はやばい?

日本無線で就職がやばいのかについてですが、結論から言うと、こちらも全然ヤバくはなさそうです。

理由を説明します。

平均勤続年数

日本無線の平均勤続年数は、22.8年となっています。

厚生労働省のデータによると、日本全体の平均は11.9年です。

日本無線の平均勤続年数は、平均よりもかなり長いですよね。

従業員にとって働きやすい会社だということを表してます。

働きやすいから人があまり退職しない、結果、平均勤続年数が長くなります。

有給休暇平均取得日数

日本無線の有給休暇平均取得日数は、13.7日となっています。

厚生労働省のデータによると、日本全体の平均は10.1日です。

日本無線が平均よりも、28%ほど高い有給を取得してます。

これも働きやすい環境の一つです。

平均残業時間

日本無線の平均残業時間は、1ヶ月あたり10.9時間となっています。

厚生労働省のデータによると、日本全体の平均は9.4時間です。

意外に平均の方が短いという結果になりました。

ただこれはそのまま鵜呑みにできる数字ではありません。

というのも、正社員と正社員以外の従業員の全平均だからです。

大事なのは正社員の平均残業時間がどれくらいかですよね。

世の中のサラリーマンは結構遅くまで仕事してるように思うのですが、ほんとに毎月たった9.4時間しか残業していないのでしょうか?疑問です。

情報元:https://recruit.jrc.co.jp/newgrad/about/data/

平均年収

日本無線の平均年収は、560万円です。

日本全体の平均年収は、国税庁によると、443万円です。

なので、これを見ても日本無線で就職はやばいなんて言えません。

むしろ良いですよね。

情報元:https://en-hyouban.com/company/00001242616/salary/

頑張って投資してるのにうまくいかない、損するばかり…。

そんな風にお悩みではありませんか?

経済的自由を手に入れたい方に、ぜひ見ていただきたい動画があります。

講師は、ドラマ「トリリオンゲーム」を監修し、NHKや雑誌プレジデントなどに多数出演した有名人!

精鋭講師陣が、投資をするなら知っておくべき知恵を無料で教えてくれます!

2時間の動画【投資の達人になる投資講座】を無料でもらう

まとめ

日本無線が上場廃止の理由!やばいと思われるワケを調査!について書きました。

  • 日本無線が上場廃止の理由は、親会社の日清紡ホールディングスが100%子会社化したから
  • 日本無線がやばいと検索されているのは、業績がやばい・就職場所としてやばいの2パターンがある
  • 日清紡が力を入れたい分野だけあって、業績は良い
  • 働く場所としても、日本全体の平均よりはかなり良い

日本無線が関わっているのは、災害の多い日本にとってとても重要な分野です。

これからの活躍を期待しています。

【知らないと損する!投資方法】

NISAやIDECOが良く分からないとか、新NISAを始めたけど、うまくいかないなーと困っていませんか?

投資が未経験、経済に苦手意識がある人でも基礎から学べる講座があります。

講師は、リアルに数億円稼いだ実績がある投資家から元税務署署長など幅広い有名人!

なんと動画を視聴して2.8倍の利益を得た人も!

54,000円相当の動画講義が無料で見れる!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次