マスターカードが使えないネット！ニコニコ動画･DMM･pixivの対応やみんなの反応！

マスターカードが使えないネット：①ニコニコ動画

マスターカードが使えないことが、 ニコニコ動画の発表で分かりました。

一部Mastercard®で有料サービスの決済を一時停止させていただくこととなりました。

https://blog.nicovideo.jp/niconews/207309.html

このように発表しています 。

具体的には、

となっています。

おう…ニコニコで利用できるカード一覧からMasterCardが確かになくなっている… pic.twitter.com/yH8XDBImyF

— みこのん (@mikonoMai) November 8, 2023

ニコニコ動画で使えないマスターカードの種類

ニコニコ動画で使えないマスターカードの種類は、具体的には明らかにされていません。

基本的には、多くのマスターカードで使用できなくなっていますが、イオンとセゾンは大丈夫だったという話もあります。

イオンとセゾンが使えた、ってあたりマスターカードとの契約は原則切ってて、Visa含めてオンアス取引してる一部カードが使えるみたいな印象……？

— 全部のせ大満開たかぴー (@loveeearth) November 9, 2023

該当のマスターカードを支払い方法として登録している人には、個別に、ニコニコのお知らせ機能で案内が来ます。

マスターカードがニコニコ動画で使えなくなった理由

マスターカードがニコニコ動画で使えなくなった理由は、 明らかにはされていません。

ただ、10月7日に人気の猫動画が非公開になったことが、発端だと言われています。

この猫動画は 「汚い子猫を見つけたので虐待することにした（1匹目）」という タイトルです。

子猫に風呂や食事を与える様子を収めたもので、 元ネタは2チャンネルの、猫を保護する投稿でした。

ニコニコ動画には、ある動画に対してマスターカード社から非公開要請が来ていました。

ニコニコ動画は、 この要請に応じ非公開措置を取ったとしています。

この動画というのが、先ほどの猫動画だとされています。

動画のアップ主が、 ニコニコからのメールを転載し、動画が非公開になった経緯を説明しています。

マスターカード社は、

動物虐待・児童虐待・自傷行為・不適切なアダルトコンテンツを含む動画が存在しており、違法もしくはブランド毀損にあたる禁止商材に該当すると指摘しました。

つまり、

このような経緯になっています。

情報元：https://news.yahoo.co.jp/articles/5fd33cf40575ff9210600f3ca7bba78bab5782d2

マスターカードが使えないネット：②DMM

マスターカードが使えないネットとして、DMMも挙げられます。

2018年のことです。

DMMは、マスターカードによるクレジット決済終了の原因などは発表していません。

しかし、ニコ動と同様、コンテンツに対する表現の変更を求められたり、決済拒否の可能性があることが原因だと憶測されています。

DMMの対応は、ニコ動と同じで、マスターカードの認めるコンテンツに制限するのではなく、 決済手段として使わないことを決めました。

情報元：https://biz-journal.jp/2022/07/post_307871.html/amp

マスターカードに対するpixivの対応

マスターカードからの取引拒否を示されたことが、 pixivでありました。

pixivは、アニメイト傘下のイラストサービスサイト大手企業です。

pixivのコンテンツで問題視されたのは、 児童の違法なポルノ動画画像や死体画像などでした。

これらは主に中国からのアクセスと見られています 。

このようなコンテンツが好きというのは個人的な好みですが、犯罪と紙一重な点が問題視されています。

日本でも、児童ポルノを持っているだけでも違法だ、という法律ができました。

pixivがマスターカード社から怒られると、 pixivだけでなく 親会社のアニメイトも決済BANされてしまいます。

なので pixivは、マスターカードの意向をくむ方向に決めました。

コンテンツ内容について、 マスターカードが嫌がるような内容のもの、例えば児童ポルノ・ 児童虐待・体の切断などは、禁止すると明記しました。

情報元：https://bunshun.jp/articles/-/58846

このように決済会社が求めるコンテンツの内容に制限するか、 逆に決済手段として選ばないかは、各企業によって違います。

ネットの反応

ネットでは、イチ決済会社であるマスターカードが、コンテンツ内容にまで口出しするのは、表現の自由を規制しているという意見があります。

なので、ニコ動に対して「よくやった」などと賛成の声が多かったです。

激アツ展開来たーーーー！
Mastercardをこのまま潰そう！表現の自由を取り戻せ！

— ネオ＠かがみの孤城ファン フォロバ100% (@Neo_Official551) November 8, 2023

ニコニコの件。明言はありませんが特にMastercardによる表現への介入については以前から漏れ伝わっているところ。残念ながら介入によって基準の方を改めてしまう事業者もいる。「それをやらない方が得だよ」とネットを通じて事業者に意思表示することも、理不尽な表現規制に対する抑止力になります。

— くりした善行 🌰 参議院全国比例 @日曜『東ヒ44b』 (@zkurishi) November 9, 2023

Mastercard「おたくのユーザーのこの動画さぁ、ウチ的にはちょっとどうかと思うのよね。削除してくれないと……わかるよね?(ﾆﾁｬｱ…)」

ニコニコ動画「じゃお前んとこと取引やめるわ」

これ言えるのすごい

— なかつ くにあき⋈🎏🐻🐙🐕🇺🇦 (@nakatsukuniaki) November 9, 2023

また、 マスターカードは使えないとか、別のカード会社を選ぼうという声もありました。

「お金で買えない価値がある、買えるものはマスターカードで」

ってキャッチコピーがあったけど、MasterCardで変えないものが年々増えていって、お金があってもMasterCardじゃ物が買えなくなっちゃったね

— 箱あんこう (@10cube) November 9, 2023

この機に、最近使わなくなっていたAmazon Mastercardを解約 pic.twitter.com/1J9eoX10l4

— ライ麦 (@ryemug1) November 8, 2023

ただ、今のところこのような対応をしているのはマスターカードだけですが、他の国際カードブランドであるビザや JCBも同様の対応を迫ってくる可能性があります。

ほとんどの方が複数のクレジットカードを持っていると思われますが、 ネットのコンテンツを利用することが多い方は、マスターカード以外のクレジットカードを持っておく方が良さそうです。

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まとめ

マスターカードが使えないネット！ニコニコ動画･DMM･pixivの対応やみんなの反応！ について書きました。

表現の自由と犯罪の抑制は、 表裏一体で難しい問題ですね。

これといった結論がまだ無いというのが現状です。