シーリングライトの蛍光灯･照明器具が売ってない！製造中止？なぜか理由を調査！

この記事では、

シーリングライトの蛍光灯･照明器具が売ってない！製造中止？なぜか理由を調査！

について書いています。

シーリングライトをまだLEDに変えてなくて、蛍光灯の照明器具を使用してる方が複数います。

ただ、電気が切れてしまった時が困りもので、なかなか新品が見つからないのです。

詳しく調査しました。

シーリングライトの蛍光灯の照明器具が売ってない！

シーリングライトの蛍光灯の照明器具が売ってない！と困ってる方がいます。

家のシーリングライトが常夜灯以外が灯らないという故障のまま長らく放置したものの流石に交換……と調べ始めたが、蛍光灯タイプのやつってもしかして今 売ってない感じ……？
LEDばっかりで困った

— 滑走少年 (@nss67t) December 13, 2023

他にも、

• 蛍光灯を買いに行ったけど、高いのしか売ってない
• 新しいのを付けたけど、安定器が壊れていて点灯しなかった
• もうすでに、蛍光灯の照明器具は売ってないという事実に愕然とする

このような意見がありました。

蛍光灯は製造中止はなぜ？

蛍光灯は製造中止した・またはするのでしょうか？

蛍光灯はすでに製造中止してる

蛍光灯はすでに製造中止しています。

• パナソニック株式会社…2019年3月末に製造中止
• NECライティング株式会社…2018年3月に製造中止
• 東芝ライテック株式会社…2017年3月に製造中止

家電メーカーは次々に、蛍光灯の照明器具の生産を終了しました。

直管蛍光灯は2027年末まで

直管蛍光灯は2027年末までに、製造も輸出入も禁止です。

なぜこのように蛍光灯の製造中止をするかというと、「水銀に関する水俣条約」という国際条約に合意したからです。

日本を含む、147の国と地域が加盟しています。

情報元：https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/d94dd8ff8fed0b91390ff6725c8312dc711184c7

蛍光灯の製造中止の理由

蛍光灯の製造中止の理由をまとめました。

簡単に言うと、体や地球環境に悪い物質が使用されているからです。

水銀の使用

蛍光灯が製造中止になった理由は、地球環境への配慮です。

蛍光灯には、水銀が使われています。

水銀と言えば日本人は水俣病を思い出す方が多いでしょう。

工場などの排水に含まれる水銀を含む魚を人間が食べて、神経系の病気を引き起こしたのが水俣病です。

水銀の使用を制限する目的で、「水銀に関する水俣条約」は多くの国と地域で合意されたのです。

ポリ塩化ビニル（PCB）

ポリ塩化ビニル（PCB）という化学物質が、蛍光灯の照明器具のコンバーターや安定器に使用されています。

ポリ塩化ビニルは、人体に有毒です。

これも過去に起こった健康被害で、「カネミ油症」というものがありました。

カネミ倉庫社が製造した米ぬか油に、ポリ塩化ビニルが混入し、これを摂取した人に大規模食中毒が起こりました。

このように、複数の有害物質が蛍光灯の製造に使用されるので、より安全でエコなLED照明器具への移行を強制的に行うことになりました。

政府の方針

日本政府は、2030年には100％LED化するという目標を掲げています。

国の方針なので、メーカーも従わざるを得ません。

シーリングライトの蛍光灯が切れたときの対処法

シーリングライトの蛍光灯が切れたときの対処法をまとめました。

中の蛍光灯だけ交換

中の蛍光灯だけ交換することでまだ使えるなら、それでしのぐことはできます。

ただ、蛍光灯を交換しても電気がつかないことがあります。

その場合は、LEDシーリングライトを買うしか方法がありません。

LEDシーリングライトを買う

本体を買う場合、もう蛍光灯のシーリングライトは売ってないので、LEDのライトを買うしか選択がありません。

蛍光灯のライトは、電気が切れたときに中身の交換だけすれば使用できたので、経済的な感じがしますよね。

一方で、LEDシーリングライトは、中のLEDが切れた場合、本体ごと交換しないといけないので、不経済に感じる方も多いと思います。

ただ、蛍光灯を使っていてLEDに交換した方は、皆さんびっくりされる方が多いです。

• こんなに明るいならもっと早くLEDにすればよかった
• リモコン付きは便利

また、LEDには、こんなメリットもあります。

• 電気代が蛍光灯の約半分
• 寿命が蛍光灯の約3倍

ここは早めにLEDシーリングライトを導入する方が良さそうです。

シーリングライトの蛍光灯が売ってないのはなぜ？

各メーカーが政府の方針により次々に製造終了してるからです。

なぜ蛍光灯は製造されないの？

蛍光灯には人や地球に有害な物質が使われてるので、2027年までに製造も輸出入も禁止するという条約があり、これに合意したからです。

まとめ

シーリングライトの蛍光灯･照明器具が売ってない！製造中止？なぜか理由を調査！について書きました。

このように世界規模で決定されたことには、従わざるを得ないですね。