この記事では、
キュレルとイハダどっちがいい?敏感肌やニキビ肌別にコスメコンシェルジュが解説!
について書きました。
キュレルとイハダは、両方とも敏感肌用化粧品ブランドとして人気がありますね。
なので、どちらを選ぶか迷う方も多いです。
そこで、両者の違いを肌トラブル別にまとめました。
ぜひご覧ください。
キュレルとイハダどっちがいい?①敏感肌
キュレルとイハダのどっちがいいのか、敏感肌の方についてまとめました。
キュレルもイハダもどちらも敏感肌用の化粧品ブランドです。
でも、コスメのラインナップや特徴にはそれぞれ違いがあるので、詳しく見ていきましょう。
キュレルとイハダの商品概要を比較
キュレルの特徴は「セラミド」に注目し、乾燥性敏感肌に対処していることです。
対してイハダは独自開発の高精製ワセリンを打ち出しています。
ワセリンと言えば皮膚科でも処方されることがある成分です。
その通り、元は肌トラブルを治療するためのブランドとして発売されました。
キュレル | イハダ | |
メーカー | 花王 | 資生堂 |
誕生年 | 1999年 | 2011年 |
販売シリーズ | 保湿 美白 皮脂トラブル エイジングケア ベースメイク UVカット | 薬用ケア 防御ケア 治療ケア |
コスパ(化粧水) | 2,090円 150ml | 1,650円 180ml |
キュレルのシリーズ
キュレルのシリーズは、発売年が古いこともあり、たくさんのラインナップがあります。
全部で6つありますが、一番ノーマルなのは保湿ケアです。
さらに、得たい効果に合わせて選択できます。
イハダのシリーズ
イハダのシリーズは、全部で3つあります。
キュレルよりもさらにトラブル対応の立場が強いです。
ノーマルな保湿ケアなら薬用ケアで、2021年に新しく発売された美白ものもこのシリーズに含まれます。
キュレルの保湿ケアとイハダの薬用ケアを比較
キュレルの一番オーソドックスな保湿ケアと、イハダの薬用ケアを比較してみましょう。
キュレルの保湿ケア
キュレルの保湿ケアのキモはセラミドです。
セラミドは、肌の必須成分ですが、乾燥性敏感肌にはセラミドが不足しています。
キュレルにはセラミド「ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド」が配合されています。
また、有効成分は「アラントイン」で消炎作用があります。
キュレルは、しっとりととてもしっとりのどちらが良いかなども良く検索されていて、人気の高さがわかります。
また、化粧水だけでなく、クリームもとても人気が高いです。
イハダの薬用ケア
イハダの薬用ケアのキモは高精製ワセリンです。
ワセリンを苦手とする方がいますが、資生堂が独自に開発した高精製ワセリンは、不純物をほぼ取り除いています。
なので他社のワセリンはダメだけど、イハダのなら使えるという方も多いです。
また、有効成分としては消炎効果のある「アラントイン」と「グリチルリチン酸ジカリウム」を配合しています。
敏感肌の方がキュレルとイハダどちらを選択すればよいのかですが、以下で決めてください。
- セラミドが気になるならキュレル、高精製ワセリンが気になるならイハダ
- イプサと似ていると評判の化粧水を使いたいなら、イハダの美白
- 同シリーズで多くのアイテムを揃えたいならキュレル
- 複数の消炎作用成分を魅力に感じるならイハダ
- 化粧水をコスパで選ぶならイハダ
キュレルとイハダどっちがいいか、敏感肌の方の参考にしてください。
キュレルとイハダどっちがいい?②ニキビ肌
キュレルとイハダのどっちがいいのか、ニキビ肌の方についてまとめました。
キュレルのニキビ肌シリーズ
キュレルには、皮脂でべたつくのにカサつく乾燥性敏感肌の方に向けたシリーズがあります。
洗顔・化粧水・ジェルが揃っているので、一通りそろえてケアできます。
皮膚の必須成分セラミドと、肌のべたつきを抑える成分が配合されています。
有効成分はアラントイン。抗炎症作用があります。
ニキビ肌の方は皮脂が過剰な方が多いですが、乾燥も気になる方におすすめです。
洗顔は★4.6、化粧水は★4.8、保湿ジェルは★5.0と、評価もかなり高いです(@コスメ)
イハダのニキビ肌シリーズ
イハダには、ニキビ肌用も含む治療ケアシリーズがあります。
このラインには、洗顔・化粧水・ジェルなどの商品はありません。
ニキビに直接塗るクリームで積極的に治療するという方針です。
商品は、イハダ アクネキュアクリームです。
有効成分はニキビの炎症を抑える「イブプロフェンピコノール」と、アクネ菌を殺菌する「イソプロピルメチルフェノール」です。
★4.3です。(@コスメ)
ニキビ肌の方がキュレルとイハダどちらを選択すればよいのかですが、以下で決めてください。
- 基礎化粧品はキュレル、またはイハダ
- 治療はイハダ
ニキビができている人は、ワセリンの使用を控える方が望ましいです。
その点から、イハダの基礎化粧品よりもキュレルの方が望ましいように思われます。
ただ、イハダのワセリンは普通のワセリンと違い、ニキビ肌でも使える処方になっています。
使ってみたい方は試してください。
- キュレルとイハダはどこが似てるの?
-
乾燥や肌荒れに悩む方に向けて作られたブランドで、どちらも医薬部外品です。
- キュレルとイハダの価格帯は?
-
デパコスよりも低価格帯で、化粧水で1650円~2,090円程度です。
まとめ
キュレルとイハダどっちがいい?敏感肌やニキビ肌別にコスメコンシェルジュが解説!について書きました。
- キュレルとイハダはそれぞれ有効成分やウリが違うので、目的に会った方を選ぶ
- キュレルとイハダでコスパが良いのはイハダ
- 両方とも敏感肌用に作られていて、評判が良い
- ニキビ用もある
特に花粉やPM2.5がひどい時期なので、試してみてください。
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